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給料インデックス

派遣 給料

派遣 給料の相場の読み方|2026年度の一般賃金水準と時給の決まり方

派遣 給料の相場は、厚労省が毎年度公表する一般賃金水準と求人媒体の平均時給を分けて読むと理解しやすくなります。2026年度の水準、時給の計算式、通勤手当・退職金の扱い、手取りを考える際の注意点を公開情報をもとに整理します。

相場の要点: 2026年9月度の全国派遣平均時給は1,613円(求人ビッグデータ)。労使協定方式の下限は職種・経験年数・地域指数によって変動します。

派遣 給料の相場はどう決まる?

派遣で働くときの給料(時給)は、大きく2つの方式で決まります。派遣先の正社員と比較する「派遣先均等・均衡方式」と、労使協定を結んで厚生労働省が公表する統計値を使う「労使協定方式」です。労使協定方式では、一般労働者の賃金(一般賃金)と同等以上であることが求められ、その水準は毎年度の局長通達で公表されています。

2026年度(令和8年度)の一般賃金水準

令和8年度に適用される予定の一般賃金水準は、職業安定業務統計を活用した職業計で1,289円(前年度比+41円)、賃金構造基本統計調査を活用した産業計で1,442円(同+122円)です。前年度より水準が上がる職種は職業安定業務統計で525職種、賃金構造基本統計調査で117職種とされています。

また、通勤手当に係る額は73円から79円へ6円増、学歴計初任給との調整は12.5%(0.1ポイント減)、退職金割合は5%、賞与指数は0.02(変更なし)とされました。

時給の計算式と地域指数

労使協定方式の基本給・賞与等は、次の式で求めます。

基本給・賞与等 = 職種別の基準値(0年)× 能力・経験調整指数 × 地域指数

能力・経験調整指数は勤続0年を100.0とし、1年113.8、3年124.8、5年133.6、10年142.7、20年177.4という水準です。地域指数は派遣先の事業所所在地で決まり、東京都は111.4です。

たとえば東京・一般事務の「その他の一般事務従事者」では、0年相当で1,610円、3年相当で2,009円が下限の目安になります。通勤手当と退職金はこれとは別に確保する必要があり、実費支給しない場合は通勤手当79円を時給に加算します。

平均時給の実勢データ

求人ビッグデータによる2026年9月度の全国派遣平均時給は1,613円(前月比+3円、前年同月比+39円)でした。これは求人票の募集時給の平均であり、通達が示す下限水準とは性質が異なる点に注意してください。

手取りを考えるときの注意

時給1,613円はあくまで募集時の平均で、実際の月収は勤務時間・日数で変わります。社会保険料や税金が引かれた手取りは、さらに少なくなります。当サイトの給与データでは公開統計をもとにした参考水準を整理していますが、大学卒(2025年・全規模)の月給約262,300円といった数値と単純比較はできません。派遣は時給制、正社員は月給制が基本だからです。

相場を読むときは、①通達の下限水準、②求人媒体の平均時給、③自分の経験年数と地域指数の3点を分けて確認しましょう。考え方の整理は記事一覧でも扱っています。

FAQ

Q. 派遣の時給は毎年上がりますか?

A. 令和8年度適用予定の一般賃金水準は職業計・産業計ともに前年度より上昇していますが、職種によっては下がる場合もあります。一律に上がるとは限りません。

Q. 通勤手当は必ずもらえますか?

A. 実費を支給する方法のほか、実費相当額として時給に79円を加算する方法も認められています。どちらを採るかは勤務先の扱いによります。

Q. 平均時給1,613円なら手取りはいくらですか?

A. 1,613円は募集時給の平均値であり、手取り額ではありません。労働時間・勤務日数・社会保険料で変わるため、具体的な手取り額は断定できません。

よくある質問

派遣の時給は毎年上がりますか?

令和8年度適用予定の一般賃金水準は職業計・産業計ともに前年度より上昇していますが、職種によっては下がる場合もあります(職業安定業務統計で13職種、賃金構造基本統計調査で7職種)。一律に上がるとは限らない点に注意してください。

通勤手当は必ずもらえますか?

実費を支給する方法のほか、実費相当額として時給に79円を加算する方法も認められています。どちらの方法を採るかは勤務先の扱いによります。

平均時給1,613円なら手取りはいくらですか?

1,613円は求人票の募集時給を集計した平均値であり、実際の手取り額ではありません。労働時間・勤務日数・社会保険料や税金の負担によって変わるため、具体的な手取り額は断定できません。