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給料インデックス

転職 年収アップ

転職 年収アップは何歳まで可能か?年代・経験別データで見る現実

転職 年収アップを狙うなら、年代と経験で相場はどう違うのか。厚労省の雇用動向調査やマイナビ・国税庁の公開データをもとに、賃金が増えた人の割合、額面と手取りの差、未経験・経験者の初年度年収を整理します。

相場の要点: 2024年に転職した人のうち賃金が増えたのは40.5%で、25〜49歳までは45〜46%とほぼ横一線、50代後半から急落するという公開統計の参考値です。

転職 年収アップの現在地——40.5%という数字

厚生労働省「令和6年雇用動向調査」によると、2024年に転職した人のうち前職より賃金が増えた人は40.5%でした。前年の37.2%から3.3ポイント上昇し、減少した29.4%を上回っています。増えた人のうち「1割以上増えた」は29.4%で、転職者の約3人に1人が年収1割アップ以上を実現した計算です。ただし裏を返せば、動いても約6割は賃金が増えていないということでもあります。

年代別:45歳まではほぼ横一線、崖は50代後半

同調査の年齢階級別データでは、「賃金が増えた」割合は25〜49歳まで45〜46%でほぼ一定です。45〜49歳(46.4%)は25〜29歳(46.3%)と同水準で、「40代は不利」という通説は、少なくとも賃金が増えるかどうかに関しては当てはまりません。

一方で「1割以上増えた」割合は年齢とともに逓減します。20〜24歳38.5%に対し45〜49歳は29.1%です。年齢が上がるほど「上がるが、上げ幅は穏やか」になります。そして55〜59歳で増加27.4%、60〜64歳では減少が60.9%と逆転します。定年再雇用・役職定年が絡む年代は、それより下の世代とは別のゲームと考えたほうがよいでしょう。

額面の年収アップは手取りの増加と一致しない

年収450万円から495万円への転職なら額面+45万円ですが、社会保険料と税が連動して増えるため、手取りの差は約34万円(額面差の75%)にとどまります。月あたり約2.8万円で、通勤時間や残業条件の悪化と簡単に相殺される規模です。

未経験・経験者で初年度年収はどう違うか

マイナビの調査では、2026年8月の正社員求人の全国平均初年度年収は511.6万円(前年同月496.3万円)でした。業種別では金融・保険636.8万円、IT・通信・インターネット590.5万円。未経験者向け求人に限るとトップはIT・通信の530.2万円です。

国税庁の民間給与実態統計調査(2025年分)では平均給与487万円、正社員559万円・正社員以外210万円でした。経験の有無は年収に大きく効きます。毎月勤労統計調査2026年8月分速報でも一般労働者の現金給与総額は399,849円(3.7%増)と、名目賃金は伸びています。

自分の年代・経験での相場感は給与データで確認できます。転職活動の進め方は記事一覧も参考にしてください。

よくある質問

転職で年収アップできるのは何歳までですか?

厚生労働省「令和6年雇用動向調査」の年齢階級別データでは、「賃金が増えた」割合は25〜49歳まで45〜46%でほぼ一定でした。45〜49歳(46.4%)は25〜29歳(46.3%)と同水準です。ただし「1割以上増えた」割合は年齢とともに下がり、55〜59歳で増加27.4%、60〜64歳では減少が60.9%と逆転します。年齢そのものより、上げ幅が穏やかになる点に注意が必要です。

年収が45万円上がると手取りはいくら増えますか?

公開されている試算例では、年収450万円から495万円への転職で手取りの差は約34万円(額面差45万円の75%)でした。社会保険料と所得税・住民税が増加分にも連動するためです。月あたり約2.8万円となり、通勤時間や残業条件の変化と簡単に相殺される規模なので、額面ではなく手取りと労働条件をセットで比較することをおすすめします。

未経験の転職でも年収アップは狙えますか?

マイナビの調査では、2026年8月の正社員求人の平均初年度年収は全体で511.6万円、未経験者向け求人に限るとトップがIT・通信・インターネットの530.2万円でした。国税庁の民間給与実態統計調査では正社員559万円・正社員以外210万円と差があるため、経験の有無は年収に大きく影響します。未経験の場合は職種選びと条件交渉が鍵になります。