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給料インデックス

看護師初任給

看護師初任給の相場はいくら?年代・経験年数で見る給与の変化

看護師初任給の平均は税込給与総額で28万〜29万円台。日本看護協会や厚労省の公開調査をもとに、学歴・病床規模・経験年数・年代ごとの違いと、手取り額の考え方を整理します。夜勤手当の扱いなど注意点も解説します。

相場の要点: 看護師初任給は税込給与総額でおおむね28万〜29万円台(夜勤手当を含む想定)とされ、額面の約8割にあたる手取りは22万〜23万円台が目安です。

看護師初任給の相場(2025年時点)

日本看護協会の2024年度調査では、新卒看護師の平均初任給は看護3年課程卒で基本給月額21万2,077円・税込給与総額27万4,840円、大学卒で21万7,934円・28万2,453円、大学院卒で22万2,736円・28万7,936円でした。2012年は3年課程卒19万6,368円だったため、約13年間で1万5,000円程度上がっています。

2025年の病院看護実態調査では、高卒+3年課程卒で28万5,078円、大卒で29万2,527円(いずれも税込給与総額)と報告されています。看護師初任給は、全職種の平均初任給(専門卒約23万円・大卒約26万円)と比べても高めの水準です。

税込給与総額には夜勤手当が含まれる

注意したいのは、この税込給与総額が三交代で8回・二交代で5回の夜勤をした想定である点です。夜勤が始まる前の日勤のみの時期は、額面で23万〜25万円、手取りで18万〜20万円ほどになることもあります。

経験年数・年代による差

厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、経験年数0年の所定内給与は27万1,200円・年間賞与7万2,600円で、年収は約332万円。経験10〜14年では平均給与32万6,500円と、新卒より5万円ほど高くなります。

年齢階級別の平均年収(額面ベース)は、20〜24歳で約427.7万円、25〜29歳で約486.6万円、30〜34歳で約501.4万円、40〜44歳で約539.0万円、50〜54歳で約582.4万円と緩やかに上昇します。

病床規模でも変わる

日本看護協会の集計では、99床以下では新卒(高卒+3年課程)の基本給が204,077円、勤続10年・31〜32歳の非管理職で240,992円。300〜399床では新卒216,978円、勤続10年で261,936円となり、規模が大きいほど水準が高い傾向です。

手取りをどう考えるか

手取りは額面のおよそ8割が目安で、新卒看護師では22万〜23万円台が相場です。1年目は住民税が天引きされませんが、2年目以降は負担が増えるため、昇給しても手取りが伸びにくいことがあります。

求人票を見るときは、基本給と固定手当の割合、夜勤手当込みの表示かどうかを確認しましょう。賞与や退職金は基本給を基準に計算されるため、月給の総額だけで判断しないことが大切です。

まとめ

看護師初任給は税込給与総額で28万〜29万円台が目安ですが、夜勤手当の有無や病床規模、地域で実額は変わります。経験を重ねると年収は緩やかに上がるものの、伸び幅は大きくありません。より詳しい給与の考え方は給与データや記事一覧も参考にしてください。掲載数値は公開統計の参考値であり、最新の求人条件を必ず確認してください。

よくある質問

看護師初任給の平均はいくらですか?

日本看護協会の2024年度調査では、新卒看護師の平均初任給は看護3年課程卒で基本給月額212,077円・税込給与総額274,840円、大学卒で217,934円・282,453円でした。2025年の病院看護実態調査では税込給与総額で28万5,078円〜29万2,527円と報告されており、おおむね28万〜29万円台が目安です。ただし税込給与総額には夜勤手当が含まれる想定なので、夜勤開始前は金額が下がります。

看護師の初任給の手取りはどのくらいですか?

手取りは額面のおよそ8割が目安とされ、新卒看護師では22万〜23万円台が相場とされています。1年目は前年所得がないため住民税が天引きされませんが、2年目以降は住民税が加わる点に注意してください。基本給と手当の内訳、夜勤手当込みの表示かどうかを求人票で確認することが大切です。

経験年数や年代で給与はどう変わりますか?

厚生労働省の賃金構造基本統計調査では、経験年数0年の所定内給与は271,200円、経験10〜14年では平均給与326,500円と約5万円の差があります。年齢階級別の平均年収(額面ベース)は20〜24歳で約427.7万円、30〜34歳で約501.4万円、50〜54歳で約582.4万円と緩やかに上昇します。病床規模別でも、300〜399床の勤続10年は99床以下より高い傾向です。