年収とは 源泉徴収票
年収とは 源泉徴収票のどこを見る?支払金額・所得・手取りの誤解を整理
源泉徴収票の「支払金額」は年収に近い額面額ですが、手取りではありません。年収とは 源泉徴収票のどこを見るのか、所得・手取りとの違い、4つの欄の意味、令和8年分の給与所得控除・基礎控除の改正まで、公開情報をもとに会社員・転職検討者向けに整理します。
相場の要点: 公開統計の参考値では大学卒(2025年・全規模)で月給約262,300円、高校卒で約207,300円。企業・職種・地域により実額は異なります。
よくある誤解:「源泉徴収票の支払金額=手取り」ではありません
「年収とは 源泉徴収票のどこを見ればよいのか」と迷う方は少なくありません。結論から言うと、源泉徴収票は手取り額を示す書類ではなく、所得税の計算結果を整理した書類です。まずこの前提を押さえてください。給料インデックスでも、年収・所得・手取りは別の数字として扱っています。
源泉徴収票の4つの欄の意味
支払金額=額面の年収
1月〜12月に会社が支払った給与・賞与・各種手当の総額です。一般に「年収」と呼ばれるのはこの欄で、税や社会保険料が引かれる前の額面にあたります。ただし非課税の通勤手当は含まれないため、自分の感覚より少なく見えることがあります。
給与所得控除後の金額=所得
支払金額から給与所得控除を引いた「給与所得」です。年収そのものでも手取りでもありません。控除額は収入に応じて変わり、令和7年分は65万〜195万円、令和8年分は74万〜195万円とされています。
所得控除の額の合計額
社会保険料控除・生命保険料控除・扶養控除・基礎控除などの合計です。控除額がそのまま戻ってくるわけではない点に注意してください。
源泉徴収税額=所得税
年末調整後に確定した1年分の所得税(復興特別所得税込み)です。住民税や社会保険料は含まれません。
年収・所得・手取りを混同しない
年収は額面の総支給額、所得は年収から給与所得控除などを差し引いた金額、手取りはそこから税金と社会保険料を引いた実際の入金額です。手取りの目安として、年収300万円で約240万円、500万円で約386万円、700万円で約528万円といった公開情報もありますが、家族構成や保険料で変わるため断定はできません。手取りしか分からない場合は「月の手取り÷0.8×12」で概算する方法も紹介されています。
なお、給与データで確認できる参考水準は、大学卒(2025年・全規模)で月給約262,300円、高校卒で約207,300円です。これは公開統計の参考値であり、企業・職種・地域で実額は異なります。
まとめ
年収を確認したいときは、源泉徴収票の「支払金額」を見るのが基本です。ただしそれは手取りではありません。給与明細・源泉徴収票・住民税決定通知書をセットで確認すると、ズレの理由が整理できます。用語の違いは記事一覧もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 源泉徴収票の支払金額が自分の年収より少ないのはなぜですか?
A. 非課税の通勤手当が含まれないためです。「年収−通勤手当」で近い金額になるか確認してみてください。
Q. 源泉徴収税額は手取り額ですか?
A. いいえ。所得税(復興特別所得税込み)のみで、住民税や社会保険料は含まれません。
Q. 年収と所得はどう違いますか?
A. 年収は額面の総支給額、所得は年収から給与所得控除などを差し引いた、税額計算の基礎となる金額です。
よくある質問
源泉徴収票の支払金額が自分の年収より少ないのはなぜですか?
非課税の通勤手当が支払金額に含まれないためです。「年収−通勤手当」で近い金額になるか確認してみてください。
源泉徴収税額は手取り額ですか?
いいえ。源泉徴収税額は年末調整後に確定した所得税(復興特別所得税込み)で、住民税や社会保険料は含まれません。
年収と所得はどう違いますか?
年収は税・社会保険料控除前の額面の総支給額、所得は年収から給与所得控除などを差し引いた、税額計算の基礎となる金額です。
関連記事
年収とは
年収とは?額面・月給・手取りの違いと統計の見方をわかりやすく解説
年収とは何かを、額面・月給・手取りの違いから整理します。国税庁の民間給与実態統計調査では平均給与は487万円(額面・賞与込み)。同じ年収でも手取りは家族構成や自治体で変わります。統計の見比べ方、賞与の扱い、大学卒・高校卒の月給参考値までを解説します。
年収 源泉徴収票 どこ
年収は源泉徴収票のどこを見る?「支払金額」の読み方と年代・経験別の確認方法
年収 源泉徴収票 どこを見ればよいか迷う方へ、支払金額・給与所得控除後の金額・源泉徴収税額の違いを整理します。手取りや月給との混同を避け、年代や経験による差を公的統計で確認する手順も解説します。
年収
年収は年代・経験でどう変わる?最新統計から読み解く考え方
年収は年代や経験でどう変わるのかを、国税庁・厚生労働省の最新統計をもとに整理します。平均給与487万円の内訳、雇用形態・産業別の差、月給と賞与を含めた年収の捉え方、自分で確認する手順までを、誇張なく実務目線で解説します。
40万 手取り
40万 手取りの誤解を整理|月収40万の手取りは約31万円、手取り40万は額面約52万円
「40万 手取り」という言葉は、月収(額面)40万円の手取り額と、手取り40万円に必要な額面・年収の2つの意味で使われます。公開試算では前者は月約31万円、後者は額面約52万円・年収約620万円が目安です。年収・月給・手取りの混同を避けて解説します。
年収 所得 違い
年収 所得 違いを年代別に解説|20代〜50代の平均給与と手取りの考え方
年収 所得 違いを、国税庁・厚労省の最新統計をもとに整理します。会社員の年収は税金や社会保険料を引く前の額面、所得は給与所得控除を引いた金額です。年代・雇用形態で変わる平均給与と手取りの目安も解説します。
年収とは 手取り
年収とは 手取り何割か?違いと早見表の読み方【2026年版】
年収とは 手取りとの違いを整理します。国税庁の令和7年分調査では平均給与487万円、手取りは年収の約75〜80%が目安です。額面と手取りの早見表の読み方、月給との混同を避けるコツ、控除の内訳を公的統計とあわせて解説します。