パイロット 給料
パイロット 給料の実態|年収1700万円台の額面と手取りの違い
パイロット 給料の相場を公的統計と企業開示から整理します。厚労省の職種別データでは平均年収約1700万円台とされますが、額面と手取りは別物です。手取りの目安、会社・職位による差、海外の非課税事例、求人票の年収を見る際の注意点を解説します。
相場の要点: 公的統計(厚生労働省・職種別)では航空機操縦士の平均年収は約1,697万〜1,732万円とされ、日本の職種別では最高水準です。ただしこれは額面ベースの平均であり、手取りは税・社会保険料を差し引いた概算で約1,351万円程度とされます。
パイロット 給料の相場はどのくらいか
パイロット 給料の水準は、日本の職種別統計の中でも突出しています。厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」(職種別)では、航空機操縦士の平均年収は約1732万円とされ、賃金センサスの職種別では最も高い水準です。より新しい令和6年の職種別データでも、きまって支給する現金給与額は月額126.84万円、年間賞与その他特別給与額は174.99万円で、推定年収は約1,697万円とされています。
会社・職位で大きく変わる
同じパイロットでも、機長か副操縦士か、大手かLCCかで金額は変わります。日本航空が公表する運航乗務員(機長と副操縦士をあわせた呼称)の平均年間給与は約2,005万円、スカイマークが有価証券報告書に記載した運航乗務員290名の平均年間給与は約1,646万円です(いずれも2025年3月期/)。26社を比較した集計では、機長の平均が約1,850万円、副操縦士の平均が約1,130万円とされています。
額面と手取りは別物
ここで注意したいのが、公的統計や企業開示の年収は原則として額面だという点です。平均年収1732万円から算出した手取り年収の目安は約1351万円、月収の目安は約144万円(額面)とされています。差額は所得税・住民税・社会保険料であり、扶養や控除の状況で手取りは変動します。
海外は非課税の例もある
エミレーツの公式採用ページの募集例では、直接入社機長の現金給与は年約2,489万円で、UAEには個人所得税がないため現金給与がそのまま手取りになります。ただし住宅・学費などを含む総待遇と現金給与は合算できない点に注意してください。
求人票の「年収」を鵜呑みにしない
求人票や有価証券報告書の年収は、多くの場合、基本給と賞与を合わせた額面です。株式報酬や各種手当まで含めた総報酬とは水準が異なります。また、自社養成パイロット訓練生の入社時月額は約26万〜28万円とされ、訓練段階では一般の新卒水準である点も押さえておきましょう。
まとめ
パイロット 給料は額面ベースで年1700万円台が公的統計の平均ですが、手取りはそれより少なく、会社・職位・海外か国内かで大きく変わります。数字を比べるときは、額面・手取り・総報酬のどれを見ているのかを必ず確認してください。他の職種の水準は給与データや記事一覧もあわせてご覧ください。
よくある質問
パイロットの給料は額面でいくらくらいですか?
厚生労働省の賃金構造基本統計調査(職種別)では、航空機操縦士の平均年収は約1,697万〜1,732万円とされています。ただしこれは実際に支払われた給与を集計した額面ベースの平均で、会社・職位・機種・経験年数によって大きく変わります。
パイロットの手取りはどのくらいになりますか?
平均年収1732万円をもとにした概算では、手取り年収の目安は約1,351万円とされています。所得税・住民税・社会保険料が差し引かれるため額面より少なくなります。扶養や各種控除の状況で変動するため、あくまで目安として捉えてください。
求人票に書かれたパイロットの年収は信用できますか?
求人票の年収は募集時点の想定額面であることが多く、基本給と賞与のみを指す場合があります。株式報酬や住宅手当などの各種手当を含む総報酬とは水準が異なるため、条件の内訳を確認することをおすすめします。
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