サラリーマン生涯年収
サラリーマン生涯年収とは?手取りとの違いと最新データの目安
サラリーマン生涯年収の目安をJILPTや民間調査の公開データで整理します。生涯年収は額面であり、手取りは約75〜80%が目安という点や、学歴・企業規模による差、中央値が公表されていない点も解説します。
相場の要点: 公開統計では、60歳までフルタイム正社員として働いた場合の生涯賃金(退職金含まず)は男性大学卒で約2億6,280万円、女性大学卒で約2億990万円などと推計されていますが、これは額面の平均値であり手取りではありません。
サラリーマン生涯年収の基本
サラリーマン生涯年収とは、就職してから定年退職するまでに受け取る賃金の総額を指します。労働政策研究・研修機構(JILPT)の「ユースフル労働統計2025」によると、学校卒業後すぐにフルタイムの正社員として60歳まで働いた場合の生涯賃金(退職金を含まない)は、男性が高校卒で約2億1,560万円、大学卒で約2億6,280万円、女性が高校卒で約1億5,790万円、大学卒で約2億990万円です。
手取りとの違いに注意
ここで押さえたいのが、生涯年収は税金や社会保険料を差し引く前の「額面」だという点です。三菱UFJ銀行の解説では、手取りは額面の約75〜80%が目安とされています。つまり大学卒男性の約2億6,280万円も、実際に使える金額はこれより2割前後少なくなる計算です。年収・月給・手取りを同じ土俵で比較しないよう注意してください。月給の水準は給与データでも確認できます。
学歴・企業規模で差が出る
同じ正社員でも、企業規模によって差があります。JILPTのデータでは、男性大学卒の生涯賃金は企業規模1,000人以上で約3億130万円に達する一方、10〜99人では約2億1,420万円と、9千万円程度の開きがあります。退職金や定年後の再雇用を含めた総額では、男性大学卒で約3億3,950万円という推計もあります。なお、生涯年収の中央値を直接示した公的統計は公表されていません。民間の転職サービスdodaの推計では日本全体の平均が約2億2,238万円とされていますが、これは22〜65歳・退職金含まずという前提の平均値です。
実務での使い方
生涯年収はあくまで平均であり、業種・職種・地域・働き方で大きく変わります。転職や昇給で条件が変われば総額も変わります。まずは自分の月給と手取りを把握し、記事一覧で職種別の相場も確認してみてください。
FAQ
Q. 生涯年収と生涯賃金は違うのですか? A. ほぼ同じ意味で使われます。統計によって退職金を含むかどうかが異なるため、比較する際は前提を確認してください。
Q. 手取りはどのくらいですか? A. 一般的に額面の約75〜80%が目安とされます。年収や家族構成、控除によって変わります。
Q. 中央値は公表されていますか? A. 生涯年収の中央値を直接示した代表的な公的統計は公表されていません。平均値と併せて自分の条件で考えるのが実務的です。
よくある質問
生涯年収と生涯賃金は違うのですか?
ほぼ同じ意味で使われます。ただし統計によって退職金や定年後の就業を含むかどうかが異なるため、数値を比べる際は前提条件を確認してください。
生涯年収の手取りはどのくらいですか?
一般的に手取りは額面の約75〜80%が目安とされています。年収や家族構成、各種控除によって変わるため、あくまで目安として考えてください。
生涯年収の中央値は公表されていますか?
生涯年収の中央値を直接示した代表的な公的統計は公表されていません。平均値だけでなく、自分の学歴・企業規模・働き方に近い条件のデータを確認するのが実務的です。
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