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NTTの年収はなぜ1,056万円に見える?持株会社単体という落とし穴【ntt 年収】

ntt 年収の公開情報を整理。有価証券報告書の平均年間給与は1,056万円(2026年3月期)ですが、これは持株会社単体・従業員2,606人の平均です。額面と手取り、平均と個人の違い、事業会社との差など、よくある誤解を実務目線で解説します。

相場の要点: NTT(持株会社単体)の平均年間給与は1,056万円(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢41.4歳・平均勤続15.6年・従業員2,606人)ですが、これは本社単体の平均であり、グループ事業会社や個人の年収を示すものではありません。

NTTの年収は平均1,056万円 — ただし「誰の」平均かに注意

結論から言うと、日本電信電話株式会社(NTT)が有価証券報告書で開示する平均年間給与は1,056万円です(2026年3月期・提出日2026年6月16日)。平均年齢41.4歳、平均勤続年数15.6年、従業員数2,606人という条件付きの数字で、 や でも同額が確認できます。ここから先が「よくある誤解」の本題です。

誤解1:「NTTに入れば年収1,056万円」

これが最も大きな誤解です。有報の平均年間給与は提出会社=持株会社単体の全社員平均であり、NTTドコモ・NTTデータグループ・NTT東日本/西日本といった事業会社の水準ではありません。 も指摘する通り、従業員2,606人という規模は本社・グループ経営機能が中心の集団と見るのが自然です。応募先が持株か事業会社かで、確認すべき一次情報が変わります。

誤解2:平均年収=自分の年収

平均年収は「平均年齢41.4歳の集団の平均」です。25歳や30歳の実測値ではありません。 は30歳約754万円・40歳約1,013万円と推計していますが、これは公表値に一般的な年齢カーブを当てはめた推計であり、断定はできません。

誤解3:額面と手取りの混同

1,056万円は税・社会保険料控除前の額面です。 は独身・概算で手取り年761万円(月約63.4万円)と試算していますが、世帯構成や住居で大きく変わります。額面・月給・手取りは別物として扱ってください。

推移と業界内の位置づけ

2021年3月期930万円→2024年3月期1,023万円→2025年3月期1,069万円→2026年3月期1,056万円(前期比−13万円)。上昇が続いた後、直近は微減です。情報・通信業608社中30位、全上場企業平均694万円を362万円上回る水準とされています。ただしこの比較も各社の提出会社単体ベースである点に注意が必要です。

転職検討者が確認すべきこと

職種・等級別の公式な年収レンジは非公表で、提示額は等級・役割・職種で決まります。当サイトの給与データや記事一覧も参考にしつつ、求人票と面談で実額を確認してください。基礎情報は給料インデックスから辿れます。

よくある質問

NTTの平均年収はいくらですか?

2026年3月期の有価証券報告書では、提出会社(持株会社単体)の平均年間給与は1,056万円(賞与込み)、平均年齢41.4歳、平均勤続年数15.6年、従業員数2,606人と開示されています。前期の1,069万円からは13万円の減少です。ただしこれは持株会社単体の全社員平均であり、グループ全体や事業会社の水準ではありません。

NTTに入れば30歳で1,000万円を超えますか?

断定できません。公表されているのは「平均年齢41.4歳の集団の平均1,056万円」という1点のみです。民間サイトには30歳約754万円・40歳約1,013万円という推計もありますが、これは一般的な年齢別賃金カーブを当てはめた推計値であり、実測値ではありません。実際の年収は等級・役割・職種・評価で変わります。

NTTドコモやNTTデータの年収も同じですか?

同じとは言えません。有価証券報告書の平均年間給与は提出会社である持株会社(日本電信電話株式会社)単体の数字で、NTTドコモ・NTTデータグループ・NTT東日本/西日本などは別法人としてそれぞれ開示しています。応募先が持株会社か事業会社かで確認すべき一次情報が変わります。