本文へスキップ
給料インデックス

インテック 年収

インテック 年収の誤解——「829万円」と「489万円」はどちらを見るべきか

インテック 年収は、合併後のTISIの有報829万円と旧インテックの口コミ489万円で大きく食い違います。本記事は公開情報だけを根拠に、数字の対象範囲と回答者の年齢層の違いを整理し、職種別の水準・求人相場・手取りの目安まで実務目線で解説します。

相場の要点: インテック単体の公式な平均年収は非公開で、合併後のTISIの有価証券報告書は829万円、旧インテックの口コミ集計は489万〜524万円と幅があり、この差は対象範囲と回答者の年齢層の違いによるものです。

インテック 年収の誤解——数字が2つに割れる理由

「インテック 年収」で調べると、829万円という数字と489万円という数字が並びます。どちらも同じ会社を指しているように見えるため混乱しがちですが、前提がまったく違います。

前提:インテック単体の公式年収はもう存在しない

インテックは非上場のTIS子会社で、2026年7月1日付でTISが吸収合併し、商号はTISI株式会社になりました。したがってインテック単体の有価証券報告書はなく、公式の平均年収は公開されていない状態です。

829万円は「合併後の会社全体」の数字

TISIの2026年3月期有価証券報告書では、平均年間給与829万円、平均年齢40歳8カ月、平均勤続年数14年5カ月、単体従業員6,066名です。前身TISは2021年3月期717万円から5年で約112万円増えており、平均年齢がほぼ一定のまま給与水準が上がっています。国税庁の正社員平均545万円と比べると約1.5倍の水準です。

489万〜524万円は「若い回答者」の数字

口コミ集計では平均年収524万円・中央値560万円、回答者77人、平均年齢30.2歳、年収範囲300万〜920万円という結果です。別集計では489万円で、年代別に20代433万円・30代556万円・40代601万円と整理されています。有報とは平均年齢が10歳近く違うため、単純比較はできません。

職種・求人で見る実勢

職種別の口コミでは技術(ソフトウェア関連)497万円、営業419万円です。求人票ではアプリケーションアーキテクトで月給36万〜65万円、想定年収570万〜1,080万円、賞与年2回と記載されています。30代システムエンジニアの口コミ例は年収570万円・月給35万円・賞与142万円です。別集計では平均655万円・SIer年収ランキング71位という数字もあり、集計元によって幅がある点は押さえておきましょう。

額面と手取りは別物

ここまでの金額はすべて額面です。手取りは年収500万円で380万〜400万円程度、800万円で590万〜620万円程度が目安とされ、額面が上がるほど税率の影響で伸びは緩やかになります。

まとめ

「インテック 年収」は単一の数字では語れません。合併後の全社平均か、旧インテックの口コミか、自分の年代・職種に近い数字を選んで読むのが実務的です。他の企業の相場は給与データや記事一覧もあわせてご確認ください。

よくある質問

インテックの平均年収は結局いくらですか?

インテック単体の公式な平均年収は公開されていません。2026年7月にTISと合併してTISI株式会社になったため、インテック単体の有価証券報告書が存在しないためです。参考値として、合併後のTISIの2026年3月期有報は829万円、旧インテックの口コミ集計は489万〜524万円で、対象範囲と回答者の年齢層が違う点に注意が必要です。

口コミの年収が有報より低く出るのはなぜですか?

口コミは回答者の平均年齢が30歳前後と若く、管理職が少ない傾向があるためです。一方の有報は平均年齢40歳前後・平均勤続14年超の全従業員平均で、管理職やベテランを含みます。年齢構成が違えば平均額も変わります。自分の年代に近い層の数字だけを見るのが実務的です。

提示年収を確認するときは何を聞けばよいですか?

基本給と賞与の内訳、賞与の評価別支給幅、みなし残業の有無を分けて確認してください。基本給が低く賞与比率が高い会社では、残業時の増え方や手取りの感覚が変わります。額面500万円の手取りは380万〜400万円程度が目安で、額面と手取りは別物です。