鍼灸師 年収
鍼灸師 年収の目安と手取りの違い|公的統計と求人相場から整理
鍼灸師 年収の目安は、公的統計では「その他の保健医療従事者」区分で約430万円です。勤務先や雇用形態で350〜450万円と幅があり、手取りは年収の75〜80%程度が目安。年収・月給・手取りの違いと確認ポイントを公開データから整理します。
相場の要点: 鍼灸師は公的な単独統計がなく、「その他の保健医療従事者」の平均年収約430万円と求人データの年収350〜450万円が実務上の目安です。
鍼灸師の年収は約430万円が一つの目安
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」では、鍼灸師は独立した職種として集計されておらず、「その他の保健医療従事者」に分類されます。この区分の平均年収は約430万円(きまって支給する現金給与額30万3,600円×12+年間賞与その他特別給与額65万9,000円)です。国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」の給与所得者平均460万円と比べると、やや低めの水準といえます。
ただし、この約430万円にはあん摩マッサージ指圧師や柔道整復師も含まれます。鍼灸師だけの公的な平均年収は公表されていない点を先に押さえておきましょう。
年齢別の傾向
同区分では20〜24歳が約326万円、30〜34歳が約394万円、40〜44歳が約466万円、65〜69歳が約314万円と、40代前後をピークに緩やかに上下する形です。
雇用形態・勤務先で変わる年収レンジ
マイナビコメディカルは、鍼灸師の月収を25〜35万円前後、年収を350〜450万円程度と紹介しています。勤務先別では整骨院300〜400万円、鍼灸院280〜380万円、病院・クリニック320〜450万円、訪問鍼灸は400万円以上を目指せる場合もあるとされます。初任給は月収20〜23万円前後が一般的です。
求人データでは、平均月給は約29.2万円(中央値約27.1万円)、賞与ありの求人が62%で、年収換算すると350〜420万円程度という整理もあります。
なお、勤務先別の月給は整・接骨院が約30.3万円、鍼灸院が約29.2万円、デイケア・デイサービスが約25.6万円、特別養護老人ホームが約24.8万円といった差が見られます。
年収と手取りは別物です
年収は税金・社会保険料を引く前の総額、手取りはそれらを差し引いた実際に受け取る金額です。公開データでは、年収423万円・38歳・独身・東京・厚生年金加入という条件で、手取りは約332万円と試算されています。内訳は厚生年金39万円、健康保険21万円、雇用保険2万円、所得税9万円、住民税20万円です。
おおまかには、手取りは年収の75〜80%程度と考えておくと実態に近づきます。初任給18〜22万円の場合、手取りは15〜18万円ほどになり、一人暮らしでは余裕を感じにくいという指摘もあります。
月給と年収を比べるときは、賞与の有無を必ず確認してください。当サイトの給与データでも、賞与込みか否かで水準が変わる点を整理しています。
働き方による差と注意点
アルバイト・パートの場合、1時間当たり所定内給与額は1,641円で、1日8時間・年間240日働くと年収約315万円の計算になります。
また、全日本鍼灸学会の調査では営業形態別の中央値年収が個人320万円・法人600万円・出張150万円と大きく開きます。個人院では賞与がない、または少額というケースも多く、平均値だけでは実態を捉えきれません。
歩合給やインセンティブの割合が高い職場では、担当患者数によって収入が左右されます。求人票の固定給・歩合・手当・賞与を分けて確認することが重要です。関連する職種の相場は記事一覧でも扱っています。
よくある質問
鍼灸師の平均年収はいくらですか?
公的統計では鍼灸師単独の区分がなく、「その他の保健医療従事者」として約430万円が目安です。求人データでは年収350〜450万円程度とされ、勤務先や歩合の有無で変わります。
手取りは年収のどのくらいですか?
手取りは年収の75〜80%程度が一つの目安です。年収423万円・38歳独身・東京の条件では約332万円という試算があります。
年収を上げるにはどうすればよいですか?
歩合・指名制度のある施設への転職、複数免許の取得、法人施設での勤務などが考えられます。待遇は施設差が大きいため、求人票の内訳確認を徹底してください。
よくある質問
鍼灸師の平均年収はいくらですか?
厚生労働省の賃金構造基本統計調査では鍼灸師単独の区分がなく、「その他の保健医療従事者」として約430万円が一つの目安です。求人データでは年収350〜450万円程度が相場とされ、勤務先や歩合の有無で大きく変わります。
鍼灸師の手取りは年収のどのくらいですか?
一般的に手取りは年収の75〜80%程度が目安です。公開データでは年収423万円・38歳独身・東京・厚生年金加入の条件で手取り約332万円という試算があります。実際は年齢、家族構成、地域、保険の加入状況で変わります。
鍼灸師の年収を上げるにはどうすればよいですか?
歩合や指名制度のある整骨院・訪問鍼灸への転職、はり師・きゅう師に加えて柔道整復師などの免許を併せて取得する、法人が運営する施設で働くといった方法が考えられます。ただし待遇は施設ごとの差が大きいため、求人票の固定給・賞与・手当の内訳を必ず確認してください。
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