本文へスキップ
給料インデックス

行政書士 年収

行政書士 年収のリアル|手取りとの違いと開業・勤務別の目安

行政書士 年収は公的統計が存在せず、民間調査では平均537万円前後、求人票ベースでは400〜500万円台が中心です。本記事では開業者の「売上」と「所得」の違い、勤務との手取り差、働き方別の年収目安を公開データをもとに整理します。

相場の要点: 行政書士単独の公的統計はなく、民間調査では平均537万円前後(MS-Japan)、求人票ベースでは400〜500万円台が中心。開業者は売上と所得を分けて考える必要があります。

行政書士 年収の基本|公的統計は存在しない

「行政書士 年収」で検索すると「平均591万円」という数字をよく見かけます。ただし厚生労働省「賃金構造基本統計調査」には行政書士という職種区分がなく、この591万円は「他に分類されない専門的職業従事者」という代理カテゴリの参考値です。行政書士単独の平均年収を示す公的統計は存在しません。

民間調査で見える相場

  • MS-Japan「行政書士の雇用実態レポート」:平均年収537万円、年収1,000万円以上は9%、30代前半418万円、40代前半545万円、40代後半以降653万円
  • 求人ボックス:約461万円(求人票の提示年収)
  • indeed:約400〜500万円

いずれも主に「雇われている行政書士」のデータです。伊藤塾によれば行政書士の約85%は独立開業しており、その所得はこれらの統計に反映されていません。所属先でも差があり、一般企業の法務は平均632万円、法律事務所は472万円という結果です。

開業は「売上」と「所得」が別物

日本行政書士会連合会の実態調査(平成30年)では、開業者の年間売上500万円未満が約78.7%、1,000万円以上は約1割でした。売上から経費を引いた事業所得、さらに税・社会保険料を引いた手取りはもう一段下がります。

年収・月給・手取りを混同しない

勤務者は社会保険料の半分を会社が負担しますが、開業者は国民健康保険・国民年金を全額自己負担します。年商600万円の開業者と年収600万円の勤務者は、手取りが大きく異なります。月給の額面と手取りが違うのと同じで、開業の「売上」をそのまま年収と比較しないことが大切です。給与の基礎知識は給料インデックスの給与データも参考にしてください。

働き方別の年収目安

働き方 年収の目安
勤務型(行政書士事務所) 250〜450万円
勤務型(一般企業の法務部等) 350〜600万円
独立開業(1〜3年目) 200〜400万円
独立開業(5年目以降) 500〜1,000万円以上

参考水準として、サイト内DBでは大学卒(2025年・全規模)の月給約262,300円を掲載しています。行政書士 年収は働き方と所属先で大きく変わるため、記事一覧から他職種の相場も確認し、最新の求人条件を必ず見てください。

よくある質問

行政書士の平均年収はいくらですか?

行政書士単独の公的統計は存在しません。厚労省の賃金構造基本統計調査では行政書士の職種区分がなく、よく引用される約591万円は「他に分類されない専門的職業従事者」の代理カテゴリの参考値です。民間調査では平均537万円(MS-Japan)、求人票ベースでは約461万円(求人ボックス)などの数字が公表されています。

行政書士の手取りはどのくらいですか?

勤務型は額面から所得税・住民税・社会保険料が引かれ、手取りは額面より下がります。開業型は「売上-必要経費=事業所得」となり、そこから国民健康保険・国民年金・所得税・住民税などを支払うため、手取りはさらに下がります。負担率は家族構成や自治体で変わるため一律の金額は示せません。

行政書士で年収1,000万円は目指せますか?

MS-Japanの調査では年収1,000万円以上は全体の9%でした。開業5年目以降は500〜1,000万円以上が目安とされ、専門分野や集客力で大きく変動します。一方で開業1〜3年目は200〜400万円程度が目安で、軌道に乗るまでの期間は収入が低くなりやすい点に注意が必要です。