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給料インデックス

婚活 年収

「婚活 年収」のよくある誤解——「高年収なら有利」「女性の高年収は不利」はデータでどう見えるか

婚活 年収をめぐる「高年収なら有利」「女性の高年収は不利」という誤解を、国税庁統計やIBJ成婚白書などの公開データで検証します。有配偶率の天井、雇用形態の影響、希望額と現実の分布のズレ、額面と手取りの違いまで実務目線で整理します。

相場の要点: 婚活で参照される年収は額面ベースの公開統計が中心で、国税庁の令和6年分民間給与実態統計調査では平均年収は男性586.7万円・女性333.2万円。婚活市場の「相場」を示す単一の公的統計は確認できていません。

「高年収なら結婚できる」は本当か

婚活 年収というテーマでは「年収が高いほど有利」という言説がよく語られます。しかし30〜34歳男性(在学者を除く)の有配偶率を年収別に見ると、全体は45.8%、200万円台22.4%、300万円台42.6%、400万円台55.7%、600万円台71.4%、700万円台77.2%と上昇する一方、800万円台は65.7%、900万円以上でも70.9%と伸び悩みます。年収は効きますが、直線的に効くわけではありません。

同じ資料では、正社員53.7%に対して非典型雇用15.3%という差も示されています。年収の階段よりも雇用形態の段差のほうが急で、安定した雇用が土台になっていることがうかがえます。

「女性の高年収は不利」もデータは否定する

IBJの『2025年 IBJ 成婚白書』によると、年収500万円以上の女性の成婚率は37.7%。年収を公開している女性の成婚率は39.0%で、非公開の約1.8倍でした。2024年版白書でも女性は年収による成婚率の差がほとんど見られず、影響が大きいのは年齢だとされています。「稼ぐ女性は敬遠される」という前提は、少なくとも公開データからは支持されません。

「相手に求める年収」と現実の分布はズレている

未婚の20〜39歳女性が結婚相手に求める年収は400〜499万円が27.4%で最多、400万円以上で70.4%。一方、20〜39歳の有業かつ未婚男性で実際に年収400万円以上なのは21.7%にとどまります。30代で年収500万円以上は全体の34.4%、800万円以上は5.3%という推計もあります。国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」では平均給与は男性587万円・女性333万円で約254万円の差があり、婚活市場の「相場」はこの母集団の分布と切り離せません。

額面・月給・手取りを混同しない

注意したいのは、婚活で語られる年収は基本的に額面の年収だという点です。手取りは社会保険料や税金で大きく減り、月給とも別の数字です。給与データにある当サイトの参考水準(大学卒2025年・全規模で月給約262,300円など)も、あくまで公開統計に基づく目安であり、企業・職種・地域で実額は変わります。

まとめ

婚活 年収は「高い=有利」「女性は低いほうがいい」と単純化できません。雇用の安定、年齢、情報開示、そして希望額と現実の分布の差まで含めて見るのが実務的です。自分の市場価値を整理したいときは記事一覧やこのサイトについても参考にしてください。

よくある質問

婚活では年収が高いほど有利になりますか?

有利に働く面はありますが、単純な直線関係ではありません。30〜34歳男性の有配偶率は年収700万円台が77.2%でピークとなり、800万円台では65.7%、900万円以上でも70.9%と伸び悩みます。同年代では正社員53.7%に対し非典型雇用15.3%という差もあり、年収の階段よりも雇用形態の段差のほうが急です。

女性が婚活で年収を公開すると不利になりますか?

公開データはむしろ逆を示しています。IBJの成婚白書では、年収を公開している女性の成婚率は39.0%で、非公開の約1.8倍でした。2024年版白書でも女性は年収による成婚率の差がほとんど見られず、影響が大きいのは年齢だとされています。年収水準そのものより、情報を開示して将来設計を示せるかが論点になりやすいといえます。

婚活で女性が求める「年収500万円」は高望みですか?

水準の受け止めは立場で変わります。未婚の20〜39歳女性が相手に求める年収は400〜499万円が27.4%で最多、400万円以上で70.4%。一方、30代で年収500万円以上は全体の34.4%、800万円以上は5.3%という推計です。希望と現実の分布にはズレがあるため、年収以外の要素も含めて優先順位を整理するのが現実的です。