基本給 手取り
基本給 手取りはいくら?年代・経験で変わる差を公的統計で整理
基本給と手取りの違いを、厚生労働省の毎月勤労統計調査や国税庁の民間給与実態統計調査をもとに整理します。年代・経験による給与の差、新卒の参考水準、基本給から手取りを見積もる考え方まで、公的データの範囲で誇張なく解説します。手取りは控除で変わるため断定せず、確認すべきポイントも紹介します。
相場の要点: 公開統計では、一般労働者の所定内給与は月約35.3万円、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は年487万円が参考値です。ただし基本給そのものや手取り額は公表されておらず、企業・職種・地域・控除条件で変わるため一律には示せません。
基本給と手取りは「別の数字」です
「基本給 手取り」で調べるとき、最初に押さえたいのは、基本給は手取りそのものではないという点です。基本給は、毎月決まって支給される所定内給与の中心部分にあたります。所定内給与には基本給のほか、家族手当や地域手当などが含まれるため、基本給と所定内給与は同額とは限りません。手取りは、そこから所得税・住民税・社会保険料などが差し引かれた後に実際に受け取る金額です。控除額は住んでいる地域や扶養の有無、加入する健康保険などで変わるため、基本給だけから手取りを一律に断定することはできません。
年代・経験による差を公的統計で見る
厚生労働省の毎月勤労統計調査(2026年8月分速報)では、事業所規模5人以上の一般労働者の現金給与総額は399,849円、所定内給与は353,346円でした。パートタイム労働者の時間当たり給与は1,472円です。これは賞与を含む月の平均であり、基本給そのものを示す数字ではない点に注意してください。
国税庁の令和7年分 民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円でした。年齢階層別では、男性は55〜59歳の734万1,000円が最も高く、60〜64歳では612万5,000円に下がります。女性は25〜29歳の382万7,000円が最も高く、以降は350万〜370万円台で推移しています。経験を積むほど給与が上がる傾向は男性で特に表れますが、女性は年齢による差が比較的小さいと報告されています。
新卒の参考水準としては、大学卒(2025年・全規模)で月給約262,300円、高校卒で約207,300円という公開統計の値があります。2026年の産労調査モデルでは大学卒約250,880円、高校卒約211,814円です。入り口の差は小さめでも、その後の昇給の積み上がりで開きやすくなります。
基本給から手取りを考える手順
- 求人票の「基本給」と「諸手当」を分けて確認する
- 想定年収(基本給×12+賞与+手当)を出す
- 社会保険料と税金の概算を引いて手取りを考える
控除率は年収や家族構成で変わるため、ここでは断定しません。相場感は給与データで確認できます。
まとめ
基本給 手取りを考えるときは、基本給=手取りと決めつけず、所定内給与・賞与・控除の3点に分けて整理するのが実務的です。年代や経験による差は統計でも確認できますが、実額は企業・職種・地域で変わります。給料インデックスでは公開統計をもとに給与の目安を整理しています。転職時は記事一覧もあわせてご覧ください。
よくある質問
基本給が25万円なら手取りはいくらになりますか?
一律には示せません。手取りは所得税・住民税・社会保険料を差し引いた後の金額で、住んでいる地域や扶養の有無、加入する健康保険などで変わります。公開統計にも「基本給25万円の手取り」を示す数値はないため、求人票の想定年収から控除を概算するか、企業の提示条件を確認してください。
年代が上がると基本給はどのくらい上がりますか?
国税庁の令和7年分 民間給与実態統計調査では、男性は55〜59歳の734万1,000円が最も高く、女性は25〜29歳の382万7,000円が最も高いという結果でした。ただしこれは賞与を含む平均給与であり、基本給だけの推移を示したものではありません。
新卒の基本給の目安はありますか?
参照している公開統計では、大学卒(2025年・全規模)で月給約262,300円、高校卒で約207,300円、2026年の産労調査モデルでは大学卒約250,880円、高校卒約211,814円です。いずれも参考値で、実際の提示額は企業・職種・地域によって異なります。
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